lose weight by exercise and make slim body

痩身slender body

本来の表記は「瘦身slender body」です。

この記事に付けられた題名は記事名の制約から不正確なものとなっています。

痩身（そうしん）とは、

ダイエットやエクササイズ（運動）、

器具や手術などの方法を用いて、

より健康的もしくはより細い（または引き締まった）体型を目指して行動を起こすこと、

あるいは行動している状態、または既にそのような体型である状態の事である。



エクササイズexercise(運動)

エクササイズexerciseよる痩身slender bodyの基本的な考え方は、

「食餌による摂取カロリーintake colorie 」を変えない場合

「基礎代謝basal matabolismによる使用カロリーconsuming colorie

＋運動exerciseや活動による使用カロリー」を大きくすることで

痩身slender bodyを期待するというものである。

運動exerciseにより、

体内の備蓄エネルギーの大半を占める体脂肪body fatを消費させることで、

痩身slender bodyを期待する。

単に「体重を落とすlose weight 」という意味ではなく、

筋肉量の増加によるいわゆる

「引き締まった身体slender body」を目的とするケースも含む。

この際、外見上は以前より細く見える場合でも、体重はむしろ増えていることもある。

筋肥大によって、

基礎代謝量basal matabolismおよび

運動時exerciseの消費カロリー

が増大することを利用し、痩身slender bodyを期待する。

筋1kgの基礎代謝量basal matabolismは50kcal程度といわれている。

また筋肉量が増加すれば、

以前と同レベルのエクササイズを行っても

より多くの筋肉量がその運動exerciseに参加することになり、

消費カロリーcolorie consumptionも大きくなる。

また筋力強化によって負荷自体を増大させることも出来るために、

更なるカロリー消費colorie consumptionの増加が期待できるという効果も考えられる。


中性脂肪から遊離脂肪酸への分解は、体内で常に起きている

エネルギー源として脂肪は常に血液中に存在するが、

最初に運動exerciseで用いられるエネルギー源は

血中の糖分（ブドウ糖）由来のもの（解糖系によるエネルギー）といわれている。

糖分は迅速にエネルギーに変換されるため、

運動初期、とくに運動開始時に急激に必要エネルギーが増大したときに用いられやすく、

その後、遊離脂肪酸からエネルギーが作られていき、

運動exerciseが安定していくと徐々にそちらに切り替わる。


分解された遊離脂肪酸は、使われなければまた中性脂肪に合成される

カプサイシンやカフェインなど、

中性脂肪から遊離脂肪酸への分解を促進することが知られている化学物質も、

摂取するだけでは遊離脂肪酸自体は消費されずに

余剰の状態で再び中性脂肪に戻っていくので、減量には寄与しない。

交感神経系が活発化することで

基礎代謝量basal matabolismが上昇する効果は期待できるが僅かである。

またそうした物質の持つ興奮作用でエクササイズexerciseの効率を高めるともいえるが、

精神作用物質の効果で無理に身体に負荷を掛けることは安全とはいい難い。



脂肪body fatがエネルギー源として使われる割合が最も高いのは安静時である。


高強度運動では筋グリコーゲンや肝グリコーゲン（糖質）が主に消費される。


グリコーゲンが枯渇した状態で食物を摂取すると、

食物中の糖質はグリコーゲンの補充に使われる。


グリコーゲンが充足した状態で食物を摂取すると、

食物中の糖質は脂肪の合成に使われる。


以上の4点から、高強度運動exerciseを行った場合、

運動exerciseによって直接消費される脂肪は少ないものの、

次回の食事はグリコーゲンの補充に使われ、合成される脂肪は少なくなる。


その一方で、安静時（非運動時）には

体脂肪body fatが主なエネルギー源として使われるため、

結果として体脂肪body fatは減少する

（食事のエネルギーが運動exerciseと基礎代謝basal matabolismの消費エネルギーより少ない場合）。

一方、低強度運動で脂肪のみ使ったと仮定しても、

筋・肝グリコーゲンが減少していない状態で摂った糖質は

ほとんど脂肪の合成に回されてしまう。

結局、高強度であっても低強度であっても、

体脂肪body fatの増減は

摂取カロリーintake colorieと消費カロリーcolorie consumption

の差のみに依存することになる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
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